子どもたちにどんな映画を見せればいいのか?
子どもたちに芸術・文化・表現としての映画を教える時に、もっとも基本的な手段として考えられるのは、優れた映画をたくさん見せることです。優れた映画との出会いは、それまで知らなかった世界、豊かな表現世界に対する生き生きとした好奇心をよびさまし、人々の多様なあり方を認め、他人とは違う自分自身のあり方をも肯定的に捉え、自分なりの好みや価値観を持つためのきっかけをもたらします。
下のリストは、2004〜06年にかけて行われた「諸外国およびわが国における『映画教育』に関する調査」(実施団体:財団法人国際文化交流推進協会 エース・ジャパン)の調査委員が、映画教育プログラムを実践している人々の助言を得て作成したものです。いわゆる「子ども向け映画」「子どものためになる映画」のリストではありません。
1.生まれてはみたけれど
1932/小津安二郎/91分 サイレント映画
2.子宝騒動
1935/斎藤寅次郎/34分 サイレント映画
3.丹下左膳余話百万両の壺
1935/山中貞雄/92分
4.風の中の子供
1937/清水宏
5.おかあさん
1952/成瀬巳喜男/98分
6.雨月物語
1953/溝口健二/97分
7.ゴジラ
1974/本田猪四郎/97分
8.山椒大夫
1954/溝口健二/124分
9.黄色いからす
1957/五所平之助/103分
10.お早う
1959/小津安二郎/94分
11.愛と希望の町
1959/大島渚/62分
12.裸の島
1960/新藤兼人/96分
13.用心棒
1961/黒澤明/110分
14.モスラ
1961/本田猪四郎/101分
15.座頭市物語
1962/三隅研次/96分
16.怪談
1965/小林正樹/181分
17.長靴をはいた猫
1969/矢吹公郎/80分
18.少年
1969/大島渚/97分
19.どですかでん
1970/黒澤明/126分
20.故郷
1972/山田洋次/96分
21.田園に死す
1974/寺山修司/102分
22.セーラー服と機関銃
1981/相米慎二/112分
23.泥の河
1981/小栗康平/105分
24.岡本忠成アニメーション選集 アニメーション
モチモチの木 1972/17分 あれはだれ? 1976/21分 おこんじょうるり 1982/26分 注文の多い料理店 1991/19分 など
25.川本喜八郎アニメーション選集 アニメーション
火宅 1979/19分 不射之射 1988/24分 冬の日 2003/105分 など
26.セロ弾きのゴーシュ
1982/高畑勲/63分 アニメーション
27.時をかける少女
1983/大林宣彦/104分
28.瀬戸内少年野球団
1984/篠田正浩/143分
29.AKIRA
1988/大友克洋/124分 アニメーション
30.お引っ越し
1993/相米慎二/124分
31.学校の怪談
1995/平山秀幸/100分
32.菊次郎の夏
1999/北野武/121分
33.リリィ・シュシュのすべて
2001/岩井俊二/146分
34.害虫
2002/塩田明彦/92分
35.ごめん
2002/冨樫森/103分
36.誰も知らない
2004/是枝裕和/141分
37.父と暮せば
2004/黒木和雄/99分
38.トントンギコギコ図工の時間
2004/野中真理子/99分 ドキュメンタリー
39.丹下左膳百万両の壺
2004/津田豊滋/119分
40.リンダ リンダ リンダ
2005/山下敦弘/114分
41.日本古典アニメーション傑作選 アニメーション
くもとちゅうりっぷ 1943/政岡憲三/16分 すて猫トラちゃん 1947/政岡憲三 ふくすけ 1957/横山隆一 うかれバイオリン 1955/薮下泰司 など
*諸外国およびわが国における『映画教育』に関する調査最終報告書(2006年3月)より。このリストは幼稚園児から高校生ぐらいまでを対象にしています。また、ここでいう「映画教育」とは、「映画館で映画を見せることをベースに、子どもたちに芸術・文化・表現としての映画を、学校という枠にとらわれずに教えること」を意味します。鑑賞プログラムを実践する際には、映画を見せるだけではなく、鑑賞前後に、作品解説を加え、感想を述べ合うといったプログラムを合わせて行うことが重要です。
子どもたちにどんな映画を見せればいいのか?
子どもたちに芸術・文化・表現としての映画を教える時に、もっとも基本的な手段として考えられるのは、優れた映画をたくさん見せることです。優れた 映画との出会いは、それまで知らなかった世界、豊かな表現世界に対する生き生きとした好奇心をよびさまし、人々の多様なあり方を認め、他人とは違う自分自 身のあり方をも肯定的に捉え、自分なりの好みや価値観を持つためのきっかけをもたらします。
下のリストは、2004〜06年にかけて行われた「諸外国およびわが国における『映画教育』に関する調査」(実施団体:財団法人国際文化交流推進協 会 エース・ジャパン)の調査委員が、映画教育プログラムを実践している人々の助言を得て作成したものです。 いわゆる「子ども向け映画」「子どものためになる映画」のリストではありません。
1 生まれてはみたけれど 1932/小津安二郎/91分 サイレント映画
2 子宝騒動 1935/斎藤寅次郎/34分 サイレント映画
3 丹下左膳余話百万両の壺 1935/山中貞雄/92分
4 風の中の子供 1937/清水宏
5 おかあさん 1952/成瀬巳喜男/98分
6 雨月物語 1953/溝口健二/97分
7 ゴジラ 1974/本田猪四郎/97分
8 山椒大夫 1954/溝口健二/124分
9 黄色いからす 1957/五所平之助/103分
10 お早う 1959/小津安二郎/94分
11 愛と希望の町 1959/大島渚/62分
12 裸の島 1960/新藤兼人/96分
13 用心棒 1961/黒澤明/110分
14 モスラ 1961/本田猪四郎/101分
15 座頭市物語 1962/三隅研次/96分
16 怪談 1965/小林正樹/181分
17 長靴をはいた猫 1969/矢吹公郎/80分
18 少年 1969/大島渚/97分
19 どですかでん 1970/黒澤明/126分
20 故郷 1972/山田洋次/96分
21 田園に死す 1974/寺山修司/102分
22 セーラー服と機関銃 1981/相米慎二/112分
23 泥の河 1981/小栗康平/105分
24 岡本忠成アニメーション選集 アニメーション
モチモチの木 1972/17分 あれはだれ? 1976/21分 おこんじょうるり 1982/26分 注文の多い料理店 1991/19分 など
25 川本喜八郎アニメーション選集 アニメーション
火宅 1979/19分 不射之射 1988/24分 冬の日 2003/105分 など
26 セロ弾きのゴーシュ 1982/高畑勲/63分 アニメーション
27 時をかける少女 1983/大林宣彦/104分
28 瀬戸内少年野球団 1984/篠田正浩/143分
29 AKIRA 1988/大友克洋/124分 アニメーション
30 お引っ越し 1993/相米慎二/124分
31 学校の怪談 1995/平山秀幸/100分
32 菊次郎の夏 1999/北野武/121分
33 リリィ・シュシュのすべて 2001/岩井俊二/146分
34 害虫 2002/塩田明彦/92分
35 ごめん 2002/冨樫森/103分
36 誰も知らない 2004/是枝裕和/141分
37 父と暮せば 2004/黒木和雄/99分
38 トントンギコギコ図工の時間 2004/野中真理子/99分 ドキュメンタリー
39 丹下左膳百万両の壺 2004/津田豊滋/119分
40 リンダ リンダ リンダ 2005/山下敦弘/114分
41 日本古典アニメーション傑作選 アニメーション
くもとちゅうりっぷ 1943/政岡憲三/16分 すて猫トラちゃん 1947/政岡憲三 ふくすけ 1957/横山隆一 うかれバイオリン 1955/薮下泰司 など
*諸外国およびわが国における『映画教育』に関する調査最終報告書(2006年3月)より。このリストは幼稚園児から高校生ぐらいまでを対象にして います。また、ここでいう「映画教育」とは、「映画館で映画を見せることをベースに、子どもたちに芸術・文化・表現としての映画を、学校という枠にとらわ れずに教えること」を意味します。鑑賞プログラムを実践する際には、映画を見せるだけではなく、鑑賞前後に、作品解説を加え、感想を述べ合うといったプロ グラムを合わせて行うことが重要です。







