川崎市アートセンターにて
さそうあきら(原作)×萩生田宏治(監督)

原作の舞台にいちばん近い映画館でのトークショー
2008年11月29日(土)川崎市アートセンターにて、『コドモのコドモ』の公開イベントで、原作者のさそうあきらさんと、萩生田宏治監督のトークショーが行われました。近所にお住まいのさそうさんは自転車でご来館。アットホームな雰囲気の中で行われました。
(聞き手:湊 英里(KAWASAKIしんゆり映画祭スタッフ))
【二度目のタッグ】
——萩生田監督とさそうさんは、『神童』(2006)に引き続いて、原作者と映画監督として組まれた訳ですが、映画化の経緯について教えて頂けますでしょうか?
萩生田 前作『神童』の仕上げをしているころに、もう一つ何かやろうと話がでてきました。プロデューサーたちと話をしていくうちに、さそうさんの『コドモのコドモ』の原作のことを知って、驚きながら読ませて頂くうちに、いろいろ難しいだろうけども是非ともこれを映画にしたいと思って、企画と脚本の開発を始めていったという感じです。
——脚本を作っていく段階で難しかった点などはありましたでしょうか?
萩生田 原作を読み、さそうさんの顔を思い浮かべながら「さそうさんなんでこういうこと書いたんだろう」って考たりしました。実際はこんなことあり得ないんじゃないかって思いつつ読み進めていったんですが、全く人騒がせだなあって…
さそう すみません!(笑)
萩生田 (笑)それで…やっぱり出産シーンのところが、現実ではあり得ないんだけど、読んでいてこれはあり得るんじゃないかって思えた節があって。社会的には、是か否かで言ったら否なんですけども、子どもってこういった壁にぶつかったときに乗り越える力があるだろうと、その点の説得力がすごくあったんですね。その力強さに共鳴したんです。そこを信じて進めていきました。







